映画っていうのは自分から見に行くっていうより、圧倒的に人に勧められて行くことが多いです。
このグレイテストショーマンもみんなが面白いっていうから、
じゃあ見に行くかって感じで本日見てきました。
グレイテストショーマンっていうのはPTバーナムっていうおっさんをモデルにした実話だ。
ちょっと調べた感じ、かなり美化してんじゃねーか?と思ったけど、エンタメとしてはおもろい。
流れとしては、バーナムが成功に憧れ、ショービジネスで成功し、そこからとんでもない災害にあったり、家族との不和で絶望を感じつつも、大切なものにフォーカスしたら、またうまくいき始め、みんなハッピーだねー!
みたいな、神話の法則だぜ!イエイ!みたいな映画。
でも、色々学べたので、それを晒していこうと思う。
コンプレックスまみれでも長所になる。
劇中にバーナムはやばい人たちと関わって行く。ネタバレになるので、あえてそう書く。
全身毛むくじゃら人間とか、女なのにおっさんみたいな人とか、ミニサイズな人間とか、
それぞれ個性だからオモシレージャーン!って言って、仲間に引き込み、
彼らを最適な場所に配置し、輝かせて行く。
これを見たときに思ったのは、
コンプレックス抱えてる人だからこそ輝ける場所があるよねってこと。
僕自身も、サイトウさんとしてブログを書いて思うんだけど、
コンプレックスに塗れてなかったら凡人が書くブログな訳よ。
なんもおもしろくないよね。
みたいな過去があったから、尖ってるわけで、
凡人が凡人のまま、『はいブログ書きましたー』って言っても、面白くないよね。
僕は凡人だけど、凡人じゃない装いをするために、
コンプレックスっていう最高の衣装を着てるわけだよ。
コンプレックスっていいぜー。
凡人が凡人じゃなくなる最高の衣装。
僕はそう思ってる。
天パで悩んでる?
おーかなり最高だ。いい悩みだな。
一瞬で人に覚えてもらえるぞ。
自己紹介の時にこうやって言えばいい。
下痢とか湿疹とかはちょっとむずいけど、
それを治して、治したストーリーを書けばいいし。
とにかくコンプレックスはネタになりまくる。
コンプレックスはめっちゃ共感される
コンプレックスは自分だけが抱えているものじゃない。
みんな何かしら抱えてるのね。
俺も下痢で悩んでたんだよー!とか
私も天パで悩んだー!とか
そう思ってくれるわけです。
大学の時に、出身どこ?って聞いて、一緒だったら盛り上がるのと一緒で、
同じことで悩んだことがある人を見ると仲良くなれるんだよね。
コンプレックスは自分で悪いって思ってるだけでそうじゃねーんだよってことを言いたい。
で、みんなのコンプレックスはそれぞれの長所や共感ポイントになり得るのに、
みんなダサいと思って晒さない。
コンプレックスを晒すのに意味があるんだよ。
コンプレックスは晒せば晒すほど輝く。
この真理に皆気づいていない。
コンプレックス隠そうとしても、ほぼほぼバレてるから安心しろ。
でも、怖いよなー。
今まで心の中でぎゅっと握りしめてたものから手を離し、人に見せるのって。
俺も怖かった。だからブログ全然書けなかったもん。
その話は別にこっちで書いた。
このコンプレックスを晒して人から嫌われたらどうしよう?とか
コンプレックス晒してダサいって思われたらどうしよう?とか
こんなコンプレックスあったんだ!ウケルーって笑われたらどうしよう?とか
めっちゃ考えるよね。
俺もめっちゃ考えた。
コンプレックスを晒すのってマジ怖い。
でも、晒せば驚くほど、受けるんだよ。笑
これは僕が保証する。
実際に劇中でも、コンプレックスまみれの奇人変人たちがショーに出て、輝くだろう。
みんな拍手で称えてくれるんだよ。
ただ、晒す時の注意点がある。
私こんなのに悩んでますー。っていう告白じゃダメだ。
面白おかしく失敗談とかを晒すんだ。
私、下痢なんですー。って言われても
ってなるだろ。
でも、小学生の頃、突然の腹痛でトイレに行けなくて、始業から終業まで我慢して、下校時に漏らしましたーって言ったら、
退く人はドン引きするけど、笑ってくれる人は他にいる。
全員から好かれるってのをさっさと諦めよう。
そうすれば、自分のことを晒せるよ。
誰かにめっちゃ嫌われるくらい強い発信ができれば、
その分、誰かにめっちゃ好かれるよ。
で、次に学んだことはこれ。
親への復讐から行動する。
バーナムが成功しても、まだ成功を追い求め、
妻に諌められてる時に、小さい頃辛かった話をぽろっとする。
大人というのは子供の時に背負った傷を何かしら持っている。
それを元に行動して、結果を出す人もいるし、
自分自身も親がムカついたからビジネスで稼いで有無を言わせないようにしようとか思ってた時期もあった。
みたいな。
今ではどうでもいいことになりつつあるんだけど、
最初はそんなことのためにやってるなんて、全然気づかなかった。
僕はこんな感じ。
親の暴力が嫌だった。→身体をでかくしたい。攻撃されない世界に行くため金を稼ぎたい。見返すために稼ぎたい。
バーナムは
ど貧困だった幼少時代が辛すぎた。→絶対成功してお金を稼ぎたい。上流階級を客にしたい。妻の親を見返してやりたい。
ある一定ラインまでは、この幼少期の傷をバネに頑張れるが、
頑張っても頑張っても癒されることはないので、
ないものを求めて頑張る状態になる。
劇中でバーナムは成功しても成功しても、次を追い求めた。
その結果、妻がおざなりになり、パートナーがおざなりになり、仲間もおざなりになる。
したがって、バーナムに悪いことが起きまくる。
成長だといえば、それまでなんだけど、
自分の傷ついた心がそのままになっていると、
こういった問題があらゆる側面から姿、形を変えてやってくる。
僕自身も未だ、現在進行形でこの傷と向き合ってるので、じゃあどうしたらいいの?ってのは明確にいえないけど、
しっかりと自分のやってきたことを認めること。
認めすぎても問題になるので、自分自身で自分を諌め奮起すること。っていうのをバランスとってやってくのがいいんじゃないかなって思ってる。
最後に
映画レビューとかも、オタクみたいな人がゴリゴリやってて書きにくいけど、
これからも僕は適当にツラツラ、サイトウさんのノリで書いていきたいと思う。
あまり人にどうこう言われようが気にしないマインドで頑張ります。
以上グレイテストショーマンから学んだことでした。
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