アスぺルガーと付き合う人って何に悩んでるのかなー?って調べてたら、
アスペルガー 謝らない。
ってことに悩んでる人が結構いる模様。
これ先に伝えておくと、謝らせるのかなり難しい。
でも、説明すればなんとかなるかもしれない。笑
この記事を見てる方が、アスペルガーに対して、
どんな状況なのかわからないけど、近しい存在ならなんとかできると思う。
では始める。
目次
アスペルガー症候群の人はなぜ謝らないのか?
アスペルガー症候群の人が謝らない理由は簡単だ。
謝る理由が無いって思ってるから。
ドーーーン
なんで謝る理由が無いか?ってことなんだけど、
これは謝るということ自体、何を意味してるかわかってないってのがある。
だから、謝れ!って言っても、何に対して謝っていいかわからないのだ。
解決するには、
謝る理由の論理的な説明。
→定型発達の人間はどう考えて、どう思うから謝って欲しいかなどと説明が必要。
謝るパターンの共有。
→こういう時は謝る。その時に何をいうかまで指示。
謝る練習をケーススタディ。
→シミュレーションを誰かに手伝ってもらわないと、失敗する可能性が高いので、練習が必要。
この3つをやれば、謝れる人にはとりあえずなる。
アスペルガーの人は他人にぶつかっても何も思わない。
例えば簡単な話を例に挙げていうと、
人にぶつかる。で話す。
アスペの人が、他人Aさんにぶつかりました。
Aさんは痛いと言います。
ここで、アスペの人は何を思うか?
完全アスペで何も矯正されていない人は
→俺の方がいてーよ。って思い、黙ってスルー。
矯正されたアスペの人は
→大丈夫ですかー?と、とりあえずいうが、俺の方が痛てーよって思う。
どちらの人にも共通しているのが、
相手がどう感じたかに興味が無いってことだ。
自己中とかじゃ無いんだよね。
これの表現方法がすごいむずいんだけど、とりあえず相手がどうなったか?ということについて関心がない。
自分が痛いから痛みで相手をないがしろにしてるっていうよりか、
自分はとりあえず痛い。でも、相手に興味ないからスルー。って感じだ。
相手が痛かろうが、ぶつかって吹っ飛んでようが、
あー、なんかぶつかって痛がってるなー、吹っ飛んでるなーと、事実のままにしか捉えない。
そこに共感は介在しないのだ。
ちなみに私は矯正前と、矯正後の事例でいうと、面白いものがあります。
アスペルガーは妻がコケてもスルーする。
妻にアスペを矯正され始めた頃、
あれは大阪で起きた事件でした。
妻と一緒に道を並んで歩いてる最中に妻がいきなりコケた。
何もない道で。
サイトウさん、大丈夫と声をかけるでもなく、
妻を直視。
謝るっていうのと事例は違うが、共感がないっていう点では一緒だ。
気遣うっていうのも同じで、相手の感情に全く共感ができないので、気遣えないのだ。
アスペルガー症候群を矯正した妻の教え
アスペルガー症候群の謝らせ方
上記の事例でも説明したが、下記の内容が必要だと僕は思ってる。
謝るっていうのを気遣うっていうのに変えても使えるし、割と汎用性あると思う。
謝る理由の論理的な説明。
→定型発達の人間はどう考えて、どう思うから謝って欲しいかなどと説明が必要。
気遣う例で話すと。
人は転ぶと痛いと思う。
痛い時に人は気遣って欲しい。なぜなら一人で対処できない場合があるから。
痛くて立てない。血が出てて、大変。捻挫して歩けない。など。
だから、声をかけて大丈夫かどうか確認する必要がある。
したがって、大丈夫?と声をかけるのが定型発達の人間としては正しい。
こう言った説明をしないと、なんで謝るの?俺何も悪くないし。とか言い始めるので、注意。
この時点で人でなし認定すると、誰も得しないからな。
定型発達の人のわかろうとする気持ちが最初は大切なのかもしれない。
依存しているように感じるかもしれないが、発達障害は一旦壁を作ったら、絶対にその壁を崩そうとしない。
まるでベルリンの壁。
俺は悪くないの壁ができたら、壊すことはできない。
定型発達の方から歩み寄ってあげてくれ。
謝るパターンの共有。(パターン化)
→こういう時は謝る。その時に何をいうかまで指示。
これも気遣う例で話すが、大丈夫というのはこういうパターンの時だよ。っていうのを伝える。
人が転んだ時、
人が痛がってる時、
いたーい!と人がいった時。
など、パターンを何種類も伝える。
応用力がない人になればなるほど、パターンの種類は多く必要になる。
転んだ時とか、事例を出してある程度理解したら、
抽象度を一つあげて、人が痛がってる時全般。という説明もありだ。
そうすれば、人が痛がる時には当てはめることができる。
しかし、コケても痛がっていない時は大丈夫って勝手に解釈する可能性もあるので、その点注意が必要です。
謝る練習をケーススタディ。
→シミュレーションを誰かに手伝ってもらわないと、失敗する可能性が高いので、練習が必要。
定型発達の物わかりいい人みたいな感じで、一回言っただけじゃわからないからな。
苦手なことはとことんできないのが、発達障害系の人間だ。
得意なことはめちゃできるけどね。
だから、実際にその場面をシミュレーションしてあげるといい。
アスペの人は想像ができないから、実際にその場みたいなのを再現してあげないとわからない。
自分の中で、あれはコケたのには入らない。とか言って、コケてないことにしちゃったりするから。
しっかり教えてあげよう。
コケるというのはこういうことなんだ。と。笑
繰り返し教えれば、できるようになる。
最初はぎこちないが、なんども繰り返してるうちに出来るようになる。
いきなり、ハイレベルなところを求めるのもダメだぞ。
アスペルガーは進化?退化?
アスペルガーはいろんな人間的情緒などを欠落させ、
何かの能力を圧倒的に引き上げた存在だと勝手に僕は思っているので、
僕的には人間としての進化の過程の一つで、人間の種として、もがいてるだけなんじゃないかなと。
定型発達だけだと、人間として絶滅してしまうかもしれないから、種として頑張ってるんです。笑
一見、退化のように見えるかもしれないけど、
発達障害の人が、とんでもないイノベーション起こしたり、世界を変えてきてるので、
僕は肯定するようにしている。
ただ、共存するために、大多数の存在である定型発達に合わせた行動をとったほうが揉め事も争いも少なくてすむから、矯正をしたほうがいいし、サプリとかも飲んだほうがいい。
僕は単純にアスペの人にはうまく生きて欲しいし、アスペの近くにいる人にも理解し手伝って欲しいなーって思う。
発達障害と定型発達で手を取り合って、いい世界を作っていこうじゃないか。
では今日はこんなところで終わる。
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